【印刷・製本の豆知識】ノーカーボン紙について

印刷・複写業界で使われている用語等を分かり易く解説していきます。

今回は「ノーカーボン紙」についてご説明させていただきます。

ノーカーボン紙って聞いた事がありますか?

感圧紙という呼び名で聞いた事がある方は多いと思いますが、
ノーカーボン紙と感圧紙は同じ複写用紙の事を指します。

ノーカーボン紙は、複写伝票で使用する用紙で厚さは、
N30、N40、N50、N60、N80、N100、N130、N160等があります。

紙色は白以外にもクリーム、アサギ、ピンクの3色がありますが、
価格は白よりも高くなります。

紙の種類としては上用紙(A紙)、中用紙(B紙)、下用紙(C紙)があり、複写枚数に応じて中用紙の数を増やしていきます。

筆圧・印圧により発色しますので下の紙ほど写りが薄くなりますので、
用紙の発色性や写り等を考えると6枚複写までの伝票作成をお勧めします。

複写による発色はブルーが基本ですがブラック発色もございますので、
こちらをお選びいただく事もできます。

一般的によく使われる紙はノーカーボン紙N40(白)で、
コピー用紙よりやや薄めになります。

複写枚数が多い場合はN30を中用紙として使用すると、
下の紙までしっかり写りますし、
直接お客様にお渡しする伝票類等は、
N60~N130の厚みがある紙を使用する等、用途により使い分けます。

これから複写伝票作成をお考えの方は是非、当社に御連絡下さい。

「刷色を変えるより紙色を変えた方がコストダウンになる」等、
当社ではその状況に合わせた印刷方法の提案もしておりますので、
どんなことでもご相談ください。

 

印刷や製本、ご入稿方法などでご不明な点がありましたら、
どんな些細なことでもお気軽にご連絡ください。

専門のスタッフが丁寧にご説明いたします。